太陽光発電関連銘柄に注目する理由

ご存知の方も多い「太陽光発電関連銘柄・太陽電池関連銘柄」は過去に脚光を浴びたテーマ株だが、再度注目を集めていることを紐解いていこうと思う。

太陽光発電銘柄とは

太陽光発電関連銘柄とは、太陽光発電に関わる事業を展開している上場企業(個別銘柄)を指したテーマ株だ。

太陽光発電と太陽光発電関連銘柄

太陽光発電関連銘柄02

太陽光発電は、「太陽電池」と呼ばれる装置を用いて、太陽の光エネルギーを直接電気に変換する発電方式だ。太陽光発電システムとは、太陽の光という「光エネルギー」をまったく別の「電気エネルギー」という別のエネルギーに変換するという発電システムだ。

地球上に到達する太陽光のエネルギー量は1m2当たり約1kW。もし、地球全体に降り注ぐ太陽エネルギーを変換できるとしたら、世界の年間消費エネルギーを、わずか1時間でまかなうことができるほど大きなエネルギーである。

太陽の光という無尽蔵のエネルギーを活用する太陽光発電は、エネルギー資源問題の有力な解決策の一つだ。

太陽光発電に際して、地球温暖化の原因とされている二酸化炭素(CO2)も発電時に発生させないクリーンさが特徴だ。
環境問題においても経済効果においても、太陽光発電は副産物の賜物で、エコであり、地球温暖化を考慮し環境問題を改善することだ。

環境問題は世界中で非常に重大な問題のひとつだ。
東南アジアや中国、インドなど発展途上国の急激な発展により、車に乗る中間層が増え、排気ガスによる大気汚染が深刻化している。結果、PM2.5など大気汚染に繋がっている。
これを、軽減するため必要不可欠な産業である。

エネルギー源の確保が簡単で、地球にもやさしい太陽光発電。日本は、世界でもトップクラスの太陽光発電技術を有する国でもあり、その導入量のさらなる増加が期待されていることから太陽光発電関連銘柄から目は離せない。

蓄電池と太陽光発電関連銘柄

太陽光発電関連銘柄03

「蓄電池」とは、電気を貯めたり使ったりできる装置のである。
蓄電とは、電気を蓄えておくことができること。
蓄電池が充電池という別名を持っているのと同じように、蓄電=充電と言い換えることができる。
ノートパソコンのバッテリー、携帯電話の電池パックなど、我々がよく充電しているものも蓄電池と定義する。

蓄電池の電気が無くなった場合は、家庭のコンセント等から充電する。家庭のコンセント等から充電する形で蓄電池を単体で使用することもあれば、太陽光発電システムと連携し、太陽光発電によってつくった電気を蓄電池に貯めて使用することもある。
停電時や電力問題に備え、蓄電池で電力を蓄えておける。
災害時に自給自足できる設備として注目されており、もしもの時にも、照明・テレビ等を利用することができます。

蓄電池を設置しておくと、家庭で発電することはできても蓄え、そのため余った分の電気を電力会社に売ることができる。

電力自由化の仕組みと太陽光発電関連銘柄

太陽光発電関連銘柄04

現状の再生エネの普及には偏りがあり、太陽光発電への集中が伝っている。これまで、電力は電力会社がすべてを管理して販売してきた。それは電気を日本国中に安定供給するために、国が管理をしていたためである。しかし、独占禁止法や様々な不祥事による影響から2013年11月に「電力システム改革法(改正電気事業法)」が国会で成立したのだ。それにより、2016年から電気料金を電気事業者によって自由に決定して、供給することが可能となった。

この電力自由化によって期待されていることは、電気事業者同士の競争が活性化し、電気料金の単価やより良いサービスの向上が見込まれる太陽光発電だ。太陽光発電と蓄電池で電力自由化に備える太陽光発電関連銘柄に今後ますます関心が集まるだろう。

注目の太陽光発電関連銘柄

太陽光発電関連銘柄の中でも注目している太陽光発電関連銘柄を紹介していこう。

【3501】住江織物

住江織物は、カーペット(国会の赤じゅうたんなども納入)、近年は自動車用内装(米国などでも好調)や公共交通(鉄道・バス・航空機・船舶)などの内装でシェアを伸ばしている太陽光発電関連銘柄だ。
また、ホットカーペットも製造しておりこれまで培ったノウハウが新たに太陽光関連事業へ参入しようとしている。

日経産業新聞が3月4日付で、「太陽光発電を繊維で開発した」と報じた。
金属製の心材に有機材を塗り重ねた直径0.25ミリメートルの糸で、ポリエステルなどの繊維に織り込んで布状の太陽電池を作るとのことだ。

布状の太陽電池
金属とセラミック纎維を利用し太陽電池の電極(陰極と陽極)構造を織機で織り出し、ス高い繊維の特殊加工技術を活かし光電極と色素を印刷して布状の太陽電池を作り出した。
受光面は球状であるため、どの方向から光が来ても効率良く発電でき、平面型より多くの光をとり込める。球状の太陽電池は全方向から光を受けて発電が可能であるため、従来の板状電池に比べて年間の総発電量が2~3倍見込めるという。

ウエアラブル型の生体センサー向け電源などでの利用を想定する。住江織物はその技術を「スマートテキスタイル」と称している。
ウエアラブル特性を活かし、衣服や帽子等に生体情報センサーとともに組み込むことで介護、見守りといった分野で活用可能としている。2019~20年の実用化に向け将来的な業績への寄与に期待が高まる長期注目の銘柄だ。

他への用途は、布帛型太陽電池は、インテリア製品に組み込むことで、湿度、温度、照度、CO2 といった室内環境を測定するセンサー電源を可能とする。
また、植物を覆う網目状の寒冷紗に用いることで、ビニールハウス内の環境測定にも役立ち、農業分野での利用も考慮しているようだ。
ウエアラブル型とは生体センサー向け電源などは、2019~20年の実用化に向け将来的な業績への寄与に期待は高まるばかりだ。

これは個人の意見だが、布状の太陽電池でスマホの充電などにも応用してもらいたいと願う。
これまでなかった太陽光電池を体験し革命を起こしてくれることは確実だろう。
太陽光発電関連銘柄として後発だが、独自性のある技術に期待できる。
生活環境に、すんなり取り込むことのできる太陽電池は、太陽光関連銘柄の期待の新星だ!

【4651】サニックス

サニックスは、太陽光発電(PV)設備の販売・施工を企業の割合、約80%を占めておりその名の通り太陽光発電関連に特化した企業であり太陽光発電関連銘柄の筆頭だ。
太陽光発電は、「住宅用太陽光発電」と「産業用太陽光発電」のふたつの事業に分かれている。

・住宅用太陽光発電
住宅の屋根などに太陽電池を設置し、太陽の光をエネルギーに変え家庭内で使う電気をつくる太陽光発電システムだ。
太陽光発電の電気は、家庭内で優先的に使用し、電力会社からの電気使用量を減らしてくれる。
太陽光発電、電力会社から電気を使用おりますが、太陽光発電量が、余った場合は自動的に電力会社に売却することができる。

・産業用太陽光発電
太陽光発電は、環境保全はもとより、経済メリットも見込める投資価値の高い商品である。
経済メリットとは、 より短い期間で初期投資費用を回収し、その後の電力の売電売買をはやめ収益にする。また、補助金制度もあるのも魅力である。
2016年4月からの電力小売全面自由化に備え、経済産業省に、「登録売電気事業者(現在210企業)」の中にサニックスは登録されている。概要は以下の通りだ。
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制度の詳細:日本政策金融公庫ホームページ
エコリース促進事業補助金制度(リースでの導入における補助金制度)
家庭(個人)、個人事業主、中小企業等における、太陽光発電のリースでの導入に際しては、リース料総額の5%(東北3県は10%)が補助されます。
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サニックスは、信頼性高い製品、販売、施工、アフターメンテナンス体制を一貫してりカバーしている。無駄な時間をかけず供給可能であり、かつ「環境に優しく」「家計にうれしい」発電システムで他業社が間に入ることは面倒であるので一貫して請け負ってくれる企業を選だろう。過去に盛り上がりをみせたサニックスだが、電力自由化によって太陽光関連銘柄として今後どう上昇気流に乗れるかが鍵である。

【2768】双日

総合商社で有名な双日は、自動車、食料、資源、航空機強みを持ち、国内外約400社の連結対象会社とともに、世界約50の国と地域に事業を展開する総合商社として、幅広いビジネスを展開している太陽光発電関連銘柄だ。
双日は、環境インフラ事業において太陽光関連事業に従事している

環境インフラ事業の中でも注力している分野の一つ、太陽光発電だ。国内外の再生可能エネルギーの中で、太陽光発電に取り組んでいる。

例えば、国外において、フィリピンで太陽光発電システムの販売事業に参入し、工場に太陽光パネルを設置し、保守や稼働状況の把握も請け負っている。
また、出資を決めたのは、スペインの大手企業イソラックスグループ傘下のティーソーラー社がペルーで保有・運営していたマヘス太陽光発電所とレパルティシオン太陽光発電所の各々の持分49%を取得した。太陽光発電事業としては中南米で初めて全国規模の送電網への接続・電力供給を実現したことでも注目を集めた。
双日米国は本事業を皮切りに、米州におけるイソラックスグループとの電力・インフラ事業の更なる協業に向けて関係強化を図る予定だ
米州は世界第2位のシェアを持ち、年々規模は拡大しており、それに便乗し双日の収益拡大を期待する。

国外において、太陽光に関与している双日はインフラ整備に役立てる目の付け所が国外と総合商社ならではの強もだ。また、国外の方が太陽光発電を設置する場所も大きく増えるのも事業拡大の期待が出来る太陽光発電関連銘柄だろう。

【6890】 フェローテック

フェローテックは、太陽電池関連装置のみならず半導体製造装置、電子デバイスがアジアを中心として好調。また、真空シール技術に強みを持つ企業でもある。太陽電池関連では中国設備増強を受けて製造装置など伸長している注目すべき太陽光関連銘柄だ。

フェローテックの太陽電池関連事業では、太陽光発電分野の製品を取り扱っている。
主な製品としては、太陽電池パネルの元となる「シリコン多結晶製造装置」や「シリコン単結晶製造装置」、またその装置内で使用される「石英るつぼ」、太陽電池用の「単結晶シリコンインゴット」などが上げられる。

簡単にどのような用途か説明していく
「シリコン多結晶製造装置」
多結晶シリコンは生産コストが安く、大量生産が容易なことから、住宅用ソーラーシステムのパネルとして活躍している。
「シリコン単結晶製造装置」
単結晶シリコンは熱変換効率が高く発電性能、期待寿命などに優れており、公共事業や商用電力のない僻地での電源供給で活躍している。
「単結晶シリコンインゴット」
単結晶シリコンインゴットは、」太陽電池の高い生産率と70%以上の完全棒生産率。二回材料充填設備は効率の最大化を保証している。独自の研究開発による設計を施した特殊熱スクリーン装置は大幅に結晶鍛造の速度を向上さており、他社の装置に比べ30%-50%の効率アップに成功している。それにより単位消費エネルギーのコストを低減ししている。
極低炭素ステンレスや最新の検出器、検知器などの機器を使用することで装置の運行率を維持しています。
「太陽電池用シリコン単結晶」
中国上海で太陽電池用単結晶シリコンインゴットを製造、販売していおり、単結晶シリコンを用いた太陽電池は、多結晶シリコンなど他の原料を用いたものと比べ、発電効率が高いと言われている。
「石英るつぼ」
主な製品としては、太陽電池パネルの元となる「シリコン多結晶製造装置」や「シリコン単結晶製造装置」、太陽電池用の「単結晶シリコンインゴット」などにつかわれている。

現在の中国景気悪化は考慮しなければならないが、技術力と太陽電池に再び注目されている今こそ買いのチャンスだ。
販売ルートの拡大や、中国経済の戻り次第とで陽電池関連銘柄として大化けするだろう。
最後に一つプラス要素を共有したいと思う。

同社製の装置を使えばシリコンインゴッドが作れてしまうのです。そのため、高品質で簡単にシリコンインゴッドを作れる同社の製品が飛ぶように売れたわけです。

また、16年3月期第3四半期累計(15年4~12月)の連結決算を発表。営業利益は27億5400万円(前年同期比71.9%増)という心強いニュースがある。
中国は、太陽光発電関連に強みを持つが、太陽光発電の構造という特殊分野で十分成果を発揮できるだろう。このことから、太陽光関連銘柄として注目すべき企業である。

フェローテックには、短期で投資したいとタイミングを図っている。

太陽光発電関連銘柄に今後も期待

太陽光発電関連銘柄05
いかがだろうか?

太陽光はといえば、ソーラーパネルを屋根に設置するという認識が一般的だが、水面下では様々な用途を持ったり、海外進出したりと進化をとげているのだ。
また、電力自由化によって、太陽光発電関連銘柄も今後最注目されるだろう。
この波に乗り遅れてはもったいない。

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